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2024.09.20

知っておきたい!エアコンの本当の実力

断熱性能が低いとエアコン嫌いに

 

 

皆様こんにちは☺リーフホームです☺

 

※このblogは日経ホームビルダーのホントは安いエコハウスを参考にして作成しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気密を高めればエアコンの風量を抑えられる

エアコンは光熱費が安い

エアコンの機種によっては、ドライ運転が冷房より高くつくことも

空調とは「空気調和」の略です。大きく分けてエネルギー消費量が多い順に暖房、冷房、除湿、加湿の4大要素があります。

世の中にはたくさんの冷暖房機器があり、エアコンはこの4大要素のうち加湿以外の3要素を兼用した超多機能設備なのです。

エアコンは暖房、冷房、除湿の全てにおいて、他の様々な冷暖房設備うおりも光熱費が安くあがります。

3要素全てで1位です。

 

そもそも冷房に関しては特殊な設備を除けばエアコンしか存在しません。

また、その他多数の暖房機、加湿器、除湿器を見渡すと、加湿器と除湿器にこそ空気清浄機能を兼ねた製品がたくさんあるものの、暖房や冷房を兼ねた製品はほぼ存在しません。

本来なら、これだけ多機能かつ超省エネなエアコンは、超高価でも当たり前なのです。

 

しかし、日本の住宅性能が低いが故にニーズが高く、2015年に約8000万台も生産されています。

その量産効果によって6畳用の普及機種なら5万円からと超低価格となっています。

そんな夢の設備機器がエアコンなのです。

エアコンは、ドリーム空調機=超優等生であるにもかかわらず、人によっては

「風が嫌」「乾燥する」「光熱費がかかる」「冷房が嫌い」と悪の権化のごとく嫌っています。

 

 

暖気が上から逃げ、下からは冷気

 

↑なぜこのようなことになってしまうのか…

ひとえに日本の大半の住宅の断熱や気密の性能が低いからです。

※エアコンの暖気が上昇→気密性能が低い場合、暖気が出ていき、代わりに下から冷気が入ってくる。

 

気密と暖房の関係

エアコンから出た暖気は軽いので上に行こうとします。

その暖気は気密性が低いと上階もしくは屋外に逃げて行ってしまいます。

下から吹き出しているファンヒーターなどであれば体の高さを通り抜けるので暖かさを感じることができます。

 

しかし、エアコンの場合は天井に近い位置に設置されるので、暖気が人と交わることなく上がろうとします。

さすがにこれでは暖かさを実感できません。

最近のエアコンでは、超巨大なフラップで無理やり下に暖気を叩きつけるような機種が増えています。

 

また、温風温度が低いエアコンで室内をファンヒーターと同じくらい温めようとすると、風量は多くなりがちです。

このような理由から「エアコンの風が嫌」という意見が出てきます。

下から吹き出すファンヒーターの場合はここまでの気流は必要ありません。

エアコンでも床置きタイプを選べばこの問題はかなり解消しますし、断熱性能が高い住宅であればそれほど強運転にする必要はありません。

また、温度が低くて済めば済むほど暖気が上に上がろうとする力は弱くなります。

 

 

 

 

 

 

床置き型エアコン…壁に対して半埋め込みにすることでスッキリと収められることが可能なタイプも!!

壁掛けに比べて風量が少なくても暖かさを実感しやすい♪

 

 

上から空気が抜けた分だけ下の方から室外の冷気を引き込んできます。

これが床をさらに冷やします。

皮肉なことに暖房を強めれば強めるほど冷気の引き込みは強くなります。

これはファンヒーターも同じ話です。

 

もうひとつ、エアコンの効きが悪いと言われる理由があります。

エアコンの温風温度はせいぜい50℃くらいと、ファンヒーターの80℃~160℃に比べると非常に低いです。

 

日本の大半の住宅は断熱性が非常に低いです。

その結果、床、壁、天井、窓の表面湿度が非常に低くなっています。

この状態で暖かいという実感を得るには、空気の温度を必要以上に高くするか、輻射型の暖房器具を使って直接体に輻射熱を当てるかしなければなりません。

これもエアコンが悪いわけではなく、住宅の断熱性能が低いことが原因です。

 

 

エアコンだから乾燥するというわけではない

 

次に「乾燥する」という点です。

確かにエアコンで暖房をしていると、湿度計の

湿度はみるみる下がっていきます。

しかし、この湿度は相対湿度と呼ばれるもので、

空気中に含むことができる最大限の水分量に比べた割合です。

空気は湿度が高いほど多くの水分を含むことができるので、

同じ水分量でも湿度が上がるほど相対湿度は下がります。

つまり湿度が上がったからといって単位体積当たりの水分量が減っているわけではないのです。

この現象は電気ストーブ、ホットカーペット、オイルヒーターなど全ての電気暖房器具で起こる現象で、エアコンに限ったものではありません。

「ファンヒーターなら乾燥しないのにエアコンを使った時だけ本当に乾燥するんです」という意見もあると思います。

実はこの感覚は間違っていません。

煙突がないタイプのファンヒーター(FF式でないもの)は灯油やガスを室内で燃やします。その結果、熱とともに水分を発します。

 

同じ熱量を取り出すときのCO₂排出量の比は下記の順となります。

CO₂排出量

都市ガス(1)< プロパンガス(1.24)< 灯油(1.34)

 

水分発生量の比は下記の順となります。

排出量水分

都市ガス(1.38)< プロパンガス(1.08)< 灯油(1)

 

この結果のようにファンヒーターによる暖房は乾燥せず、加湿器もいらないことが多いわけですね。

これだけ見ると゛スグレモノ゛に見えますが決してそんなことはありません。

二酸化炭素と汚染物質も同時に撒き散らすからです。

6畳間で灯油のファンヒーターをつけたら30分もしない間に二酸化炭素濃度が5000ppmに達します。

ビル管理法では上限が1000ppmと定められており、その5倍にも当たる量です。

これは眠気を誘発するでけではなく、健康上も問題のあるレベルです。

だからファンヒーターには「30分に一度換気してください」と書いています。

しかし、そんなにマメに換気をする人は少ないと思います。

頻繁に換気をしていると、せっかく暖まった部屋が冷えてしまいますし、

暖房の効率が悪くなりますよね…

欧米の人からすると、室内にそのまま排ガスを吐き出しているファンヒーターは「車の排ガス自殺」と同じように見えるということです。

ショッキングな表現ですが、暖炉の煙突が室内に直結されているといっても過言ではないくらいの状態だということですね。

日本の常識が世界の非常識である最たる例であると言えます。

それでもファンヒーター無しでは過ごせないほどの住宅が多くを占めるのが日本の現実です。

その場合、光熱費だけみるなら灯油がベストです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、CO₂排出量の少なさ、水分発生量の多さからすると都市ガスのファンヒーターの方が、まだましであることが分かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様は、都市ガス、プロパンガス、灯油、どれを選びますか??🤔

本日はエアコン、ファンヒータ―のお話しでした。☺

 

 

 

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