熱の伝えにくさ【熱貫流率U値】で家の性能が決まる!?
「窓・壁の断熱性能」=「家の性能」
皆様、こんにちは☺ リーフホームです☺
※このblogは新建新聞社のあたらしい家づくりの教科書を参考にして作成しています。
窓、壁、屋根、床などの
熱の伝えにくさで家の性能が決まる
住宅の断熱性能は、屋根、壁、床、土台、基礎などの内外にどんな断熱材をどれくらいの厚みで使うか、それによって得られるそれぞれの断熱性能の組み合わせで決まります。その比較に便利なのが「U値」です。
サッシ(窓)は、「枠」と「ガラス」で構成されているため、枠の性能とガラスの性能を掛け合わせて評価されますが、サッシ(窓)の性能は、ひとえに「熱貫流率(U値)」で評価されます。
数値が小さければ小さいほど熱を伝えにくい、つまり断熱性能が高くなります。
屋根や壁など家を構成する部位でU値が大きい所は、夏には外からの多くの熱が入り込み、冬にはそこから逃げていく熱の量が多くなります。
各部位のU値合計の平均が家全体のU値となります。
家の断熱性能の評価でよく耳にする「Ua値」とはそれぞれの部位の熱貫流率の平均値(A:アベレージ)のことです。
一般的な断熱材を使用した最近の新築住宅の場合、壁のU値は東京などでは0.5程度が平均とされています。でも健康で住み心地が良く省エネ効果も発揮できる性能としては、実のところこれでは十分とは言えず、健康・快適・省エネを実現する「高性能なエコハウス」と呼べる家であれば、壁のU値は地域にもよりますが0.2以下が目安となります。0.5と0.2、性能の違いは明らかです。
窓は壁に空いた熱の穴
高性能な家には高性能の窓が基本
それでは窓のUA値はどれくらいかというと、例えば東京で一般的なアルミサッシに複層ガラス(2枚ガラス)を入れた窓は4.7程度です。
一般的なUA値0.5の壁の10倍近く、高性能なエコハウスのUA値0.2の24倍近くも熱を通してしまうということです。
このため夏に窓から入ってくる熱量は家全体の73%、冬に窓から逃げていく熱量は家全体の58%を占めます。
U
値が小さいほど高断熱の窓です。
窓はサッシの素材とガラスの組み合わせで、何倍も断熱性能が違ってきます。
窓は「熱の穴」であり、それが低断熱であれば家にとって大きな弱点となり、
高断熱であれば大きな強みになるということ。
それだけ窓の断熱性能は家全体の断熱性能に大きくかかわってきます。
さらに「穴」という意味では、窓の基本性能の1つである「気密性能」も不可欠です。
気密性能の悪い部分があれば、そこから余計な冷たい空気や暑い外気が入り込みます。これでは室温も安定せず、冷暖房のロスもおおきくなります。
開閉を行う窓は、断熱だけでなく気密においても家の弱点となります。
窓は「高断熱・高気密」であることをもって「高性能窓」と言えます。
新築であれリフォームであれ、ましてや高性能なエコハウスであれば高性能窓を選択することが基本中の基本です。
窓をもっと賢く選ぼう。
方位によってガラスを使い分け
窓からは太陽の日射(熱)が取り込めます。日射はとても大きなエネルギーを持っています。冬にこの日射の熱を上手に使うことがで暖房エネルギーを小さくすることができます。それには南面に大きな窓をとりたいところです。
しかし、高性能窓でなければ、入ってくる以上の熱が逃げてしまいます。
かと言って、夏に日射が入りすぎて暑くなり、冷房負荷も大きくなっては困ります。年間を通して省エネ、光熱費を考える場合、これらをうまくバランスさせることが大事です。
実は、窓ガラスもは日射をより取り込む「取得型」と、遮る「遮蔽型」の2種類があります。地域や窓の方位によってこれらのガラスを使い分けることで、窓の断熱性能を効果的に発揮できるようになります。
さらに夏対策を行うには、窓の外側にシェード、ブラインド、簾などを設置します。これらの上げ下げで日射をうまくコントロールすることで、夏は日射を防ぎながら冬に日射を取り込む生活が可能になります。
窓は暮らしと自然を共生させてくれる便利な調整装置です。
使い方の工夫1つで窓の性能は何倍にもアップするのです。
本日は窓の性能が家の性能に直結するというお話しでした🤗
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