体のしくみを知って快適に過ごす!?
夏は体温が逃げにくいから暑く感じ、冬は体温が逃げすぎて寒く感じる。
皆様、こんにちは☺ リーフホームです☺
真夏の焼けるような暑さに、真冬の凍えるような寒さ…
どちらも外出する気分になれませんね💦
外出中は早く帰宅したくなりますし、お家で過ごしたいと出不精になったり…
外の気温が辛い時期は特に、お家時間が快適でなければ意味がありません。
快適な暮らしのために暑さと寒さのしくみを知ろう
快適な熱環境の家、夏も冬も気持ちよく暮らせる家を手に入れるにはどうしたらよいのでしょうか。
そもそも、快適な熱環境とはなんでしょうか?
(まずは文章中に出てくる用語の説明を☺)
恒温動物:
周囲の温度に応じて体温が変わる動物を変温動物というのに対し、周囲の温度によらず体温をほぼ一定に維持できる動物を恒温動物という。
哺乳類・鳥類がこれに属する。
代謝熱:
体温維持のために体内で生み出される熱のこと。
人間は安静時でも
100w電球の1個分の熱量を発生している。
電磁波(遠赤外線):
あらゆる動物はその種類と表面温度に応じた電磁波を放射して熱を運んでいる。
遮る物体がない限り、物体同士が離れていても温度の高い方から低い方へと熱が移動する。
平均放射温度:
床・壁・天井・窓など周囲の表面温度(放射温度)を合計する面積で平均した温度のこと。
夏は体温が逃げにくいから暑く感じる。冬は体温が逃げすぎて寒く感じる
四季の変化がハッキリしている日本では、夏は暑く、冬は寒くなります。
なので、夏は冷房で体を冷やす、冬は暖房で体を温めると理解されても不思議ではありません。
しかし人間は恒温動物なので、夏でも冬でも体の中のコア体温はほとんど変わりません。
一方で、活動量に応じて代謝熱が発生します。
全く体を動かさなくても、基礎代謝としてある程度の熱を放出します。
この熱を速やかに逃がす必要がありますが、夏は周りが暑いので熱を逃がしにくく、冬は周りが冷たいので熱が逃げすぎます。
そこで夏は皮膚の表面温度を上昇させたり汗をかいて放熱量を増やし、冬は皮膚の表面温度を下げて放熱量を減らすよう、体が努力します。
こうした体温の変化を体のセンサーが感じることで、暑い、寒いという感覚が生み出されます。
人はどこから熱を逃がすのか?
人体が周辺の環境に熱を放出するときには、5つのルートがあります。
息を吐いたり、汗をかくことによる湿った放熱の2ルートは、外での運動中はともかくとして、家の中ではごくわずかです。
また足裏などから床に熱が伝わる伝導ルートも、全体にしめる割合はとても小さいです。
家の中で重要なのは、対流と放射の2ルートです。
対流ルートとは周りの空気に熱が伝わることです。
周りの空気温度を調整してあげれば、すぐに放熱量が変化します。
要注意なのは放熱ルートです。
これは目に見えない電磁波によるやりとりです。
太陽の光は目に見える電磁波(可視光線)と目に見えない電磁波(赤外線)が中心です。でも実は、太陽に限らずあらゆる物体は、温度に応じて遠赤外線という目に見えない種類の電磁波を照射しています。
人体も当然、遠赤外線を出しています。
そして周りの床・壁・天井・窓も遠赤外線を出しています。
目には見えなくても、部屋の中には遠赤外線が飛び交って熱を温度の高い方から低い方へ移動させています。
人間の熱をどういう環境でどれくらい捨てるかのバランスで“暑い”“寒い”が決まる
人間の熱バランス=“暑い”“快適”“寒い”は、人体側の2要素と、環境側の4要素で決まります。
人体側は代謝量と着衣量、周辺環境側は空気温度・平均放射温度・湿度・気流が影響します。
室内では重要な放熱2ルートのうち、対流ルートには“空気温度”“気流”、放射ルートには“平均放射温度”が大きく影響します。
このように、放熱量の調整には、空気だけではなく、人の周りを包んでいるもの全てが影響しています。
代謝量<放熱量=暑い🥵
代謝量=放熱量=快適😊
代謝量>放熱量=寒い🥶
皆様、暑さと寒さのしくみを知り、暑い夏と寒い冬を少しでも快適に過ごしましょう☺
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