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2024.07.01

お家の照明計画で元気になれる!?

 

皆様は、どんな種類の照明が人に良い影響を与えるかご存じですか?

皆様、こんにちは☺ リーフホームです☺

本日は照明のお話しです💡💡

 

 

 

 

 

どんなに文明が進歩しても体は原始時代とそう変わりません。

昼間は日光を浴び、夜は真っ暗闇が健康にはベストです。

ところが日本の家は一年を通して昼間は暗いのに、夜は光メタボです。

日本の家はどこも明るすぎますが、せめて家だけは“照明上手”になって、

元気な体を作りましょう💪✨

 

現代の日本人は、日中に浴びる光が足りません。

そのために認知機能障害や鬱、糖尿病、高血圧、夜間頻尿、肥満など様々な病気のリスクが高まる可能性があると言われています。

 


日中は窓辺で過ごすべし

電球が発明された140年前から比べて光の浴び方が急激に変わりました。

日の出とともに起き、日の入りとともに真っ暗闇の中で眠っていた古代人と比べると、現代人は日中に外に出ることが少なくなり、夜は外よりも明るい中で過ごしています。

一日に浴びる光の量の振幅の少なさが健康に影響をおよぼしているのではないかと考えられています。

光の強さを表すのはルクスの指標が一般的です。

月光が1ルクス、リビングが数百、コンビニの照明が一千、太陽光が十万というように数字が大きいほど強い光になります。

室内では、窓側が廊下側と比べて3倍~10倍近く光が強いです。

 

例えば大雨の外が暗い日に計測した結果、室内中央が300ルクスに対して、

窓際では2000ルクス以上となりました。

日中は天気に関わらず、できるだけ窓際で過ごすことが大切です。

目の中でレンズの役目を果たす水晶体は加齢とともに濁り、目の網膜に光が届きにくくなります。年を取るほど強い光を浴びることが必要です。

 

光は無色透明に見えますが、実際には7色の光が混じっていて、その中で波長の短い青い光“ブルーライト”が、とりわけ目の奥に届きにくくなります。二十代のブルーライト透過率を100とすると、四十代になればその半分。四十歳を過ぎたら、昼間にいかに光の中のブルーライトをしっかり浴びるかが健康を維持するうえで重要なポイントです。

日中に浴びるブルーライトの量が足りないと、認知機能障害が起きる可能性があります。ブルーライトを含む光は、脳の“覚醒”を促すからです。

 

毎日9時~18時に1,000ルクス(コンビニ店内程度)の照明を浴びた人達は、300ルクス(一般家庭の居間程度)しか浴びない人達と比べて3年後の認知機能の低下が少なかったという研究結果がオランダの国立神経科学研究所から発表されています。

雨続きや気圧の変化で、梅雨の時期に多く見られる“鬱症状”にも、

明るい照明は効果的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


熟睡したければ外出しよう!!

鬱症状のある高齢者に強い人工の光を一日30分、一週間照射すると、症状が正常近くまで回復したという報告もあります。(テキサス大学の研究)

実際に医療の世界では、高照度光を照射する“光療法”が一つの治療法として確立されています。

 

気持ちが落ち込んだり、集中力が落ちている時は、日中の照明を明るめにするといいです。

 

明るく感じる光には、基本的にブルーライトが多く含まれています。

また、日中に光を浴びないと睡眠ホルモン“メラトニン”が十分に分泌されません。

海水浴に行った夜はとっても深く眠れませんか?

あれは泳いで日焼けして体が疲れたからと思いがちですが、実は日中に光を十分に浴びたことが大きな要因です。

すると夜にメラトニンがドバっと出て心地よく眠れます。☺

 

ちなみにメラトニンは、睡眠を促す作用があるだけではなく、血圧降下や認知機能改善作用、ビタミンCより強力な抗酸化作用を持つ“万能ホルモン”として知られ、健康への影響が大きいとのこと。

メラトニン分泌量が多いと夜の膀胱容量も大きくなります。

日中に光を浴びることがメラトニンの分泌を促し、夜間頻尿のリスクを下げる可能性が考えられています。

 

光は肥満にも影響するとのこと。

それには“体内時計”の仕組みが大きく関係します。

体のあらゆる臓器には時計遺伝子が存在する細胞時計が存在し、光に影響を受けます。

 


寝室には遮光カーテンを

朝に浴びる光は“痩せる”作用があり、夕方以降の光は“肥満”リスクを高めると言われています。

 

研究にによると、日中に光を浴びていない人ほど二年後の腹囲が増しているとの結果が。

年齢や性別、教育歴、収入、摂取カロリー、身体活動量などの肥満に影響しそうなものを調整して分析した結果、“肥満なし”の人は“肥満あり”の人より日中に光を浴びている。夕方以降はそれが逆転し、夜は“肥満なし”の人のほうが浴びている光の量が少なくなっているそうです。

夜は寝室の明るさが平均約9ルクス(豆電球程度)で眠っていた人は、

ほぼ真っ暗な状態で眠っていた人と比べて肥満の割合が約1.9倍も多いそうです。

また、中性脂肪やコレステロール値が上昇する脂質異常症も、夜に光を浴びている人のほうが1.7倍高まる結果。

 

 

さらに頸動脈エコーを使って、対象者約1,000人の動脈硬化などを調べると、

夜に平均10ルクス程度の光を浴びている人は、そうでない人と比べて動脈硬化にもなりやすいそうです。

たったそれだけの明かりでも人体に悪影響を及ぼすと考えられています。

 

 

なぜこのような現象が起きるのか…

脳の奥に、体内時計の司令塔(中枢時計)が存在しています。

中枢時計は平均して24時間より長い周期を刻んでいるため、毎日時計の針を合わせるリセットが必要で、それは主に光を受けることによって行われています。

時刻調節をした中枢時計は、さまざまな臓器に存在する時計遺伝子(抹消時計)へ時刻情報を伝えます。

それによって、それぞれの器官のリズムは作られています。

 

午前中の光の浴び方が足りなければ体内時計がスムーズに時刻合わせできず、

規則正しいリズムになりません。

一方で夕方以降や眠っている時に強い光を浴びてしまうことも問題です。

体内時計が昼と勘違いして誤作動を起こす要因になるからです。

正しいリズムが刻めないと、臓器の働き方やホルモン分泌に悪影響を及ぼすことがわかっています。

 

適切なタイミングで血糖値を下げるホルモン“インスリン”の働きが悪くなって糖尿病のリスクが高まったり、血圧を調整する働きを持つ“アルドステロン”が乱れて高血圧になるリスクが高まる。

代謝システムをコントロールする遺伝子のリズムが狂えば、夜遅い時間に食べていなくても、高脂肪食を摂らなくても太りやすくなってしまうということです。

 

 

要するに夕方以降に浴びる光は、できる限り少ないほうが良いということです。

 

 

実際にはムダに室内が明るい光メタボの家庭が多いとのこと。

日本人の睡眠時間は世界で最も短いというデータもあります。

その理由の一つに夕方以降の室内の明るさがあると考えられます。

 

 


体内時計を正常に保つために、どのように日中は光を入れ、また眠る時に遮断すればいいのか。

昼間は光の威力が最も強い太陽光を利用する!

夜は暖色系のライトを使う!

暖色系の光は、体内時計を動かしにくいことが報告されています。

つまり夜に暖色系を使えば、光による悪影響を防ぐことができます。

現在普及しているLEDにはブルーライトが多く含まれています。

そのため、LED照明は日中によく使用する部屋に取り入れた方が健康にいいです。

昼も夜も使うリビングや勉強部屋などには、一つの照明で光の強さや色を変えられるツーウェイタイプをオススメします。

 

光の浴び方のルールは二つ!!

一に朝・昼はしっかり浴びる!

二に夜はできるだけ浴びないこと!

光を“見つめる”のと“浴びる”のは違います。

光源と目の距離を保つことが大切です😊

 

皆様、ぜひ、お家のライティング計画の参考にしてみてください😊

 

 

お家のお悩み事、お困り事がございましたら、

お気軽にリーフホームまでお問い合わせくださいませ☺

 

伊丹市、尼崎市、西宮市でマイホームをご検討中の皆様、

(上記の場所以外でもご相談ください😊)

リーフホームにご連絡いただけますでしょうか。☺

リーフホーム、心を込めて一生懸命対応させていただきます😊

 

皆様のご連絡を心よりお待ちしております。☺

 

 

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